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ワンライ…



 原稿終わって腑抜けちゃってます塞です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 イベントもまじかに迫ってまいりました!! 腑抜けてる場合ではありませんぞ!
 と思っても、やっぱり休息期間というものは重要でして……この休息時間をいかに使うかが重要となってきます。
 そこで、今回、ちょっと初めてワンライというものをやってみました! っても、60分で書く…って事しかわからないんですが…それでもちょっとやってみました。
 あれ難しいですね。60分でまとまるわけがない(笑) しかも、下書きなしの一発書きだから文章がおかしいことおかしいこと。それでもよろしければ、見ていってやってくださいな。ちなみに、未完です。完結することはないかなぁと思いますが……。
 気が向いたらこんなこともやっていこうと思います。

 それではみなさんまた次回!



 テーマは【寝かしつける】です。
 +α要素は【指定なし】と【正午】。
 制限時間は今から60分間です。

 ※お題は診断メーカー「ワンライ設定お題」というところからお借りしました。

 タイトル:子供と大人(未完)
 CP:若林×森崎(予定)




 彼を一言で表すならば大きな子供、と言った方が正しいだろう。自分よりも体格がよく、外では兄貴面をする事もしばしば。しかし、いざ彼と二人っきりになってみれば、意外とわがままなものである。そして、悪戯好きな面もあった。自分をちょっと困らせては、嬉しそうに笑うのだ。やめてください、と言っても彼はイヤだといって、その悪戯をやめない。まさに大きな子供、である。
 にも関わらず、みなから慕われているよき人でもある。そして少なからず、自分も彼を慕っている。どんなに悪戯をされようと、それは彼の愛情の裏返しなのだ。それを知っているからこそ、彼を慕うことができる。悪戯を仕掛けてくる彼に悪意は一切無いのだから。それは確かなことである。
「若林さん、食べてすぐ横になると身体に悪いんですよ。知ってました?」
 昼食を終え、食器を片づけも済ました森崎が8畳の和室へ戻ってみれば、畳の上でゴロゴロしている若林の姿が目に入る。さっきまで食器を置いていたテーブルはいつの間にか隅っこに立てかけられており、若林本人はなにをするでもなく、ただ横になっている。座布団を二つ折りにし、それを枕に…まるで休日のお父さんのように、だ。そんな彼を障子の向こうから入る日差しが柔らかく包んでいる。
 寝ているのかと思いきや、森崎の小言に、おう…と小さく返すぐらいには意識があるようだ。これがあの、日本の守護神と呼ばれた男の姿だと、誰が想像できようか。外では決してみせぬその姿に、森崎は苦笑を通り越し、呆れるしかない。そんな彼に気が付いているのか、ちらりと肩越しに森崎の姿を確認すると、やっぱり畳は良いな…などと呟いたのだった。
「おれもそう思います。フローリングも嫌いじゃないですけど、畳のこのにおいが…ってそんな話じゃないですよ。ゴロゴロしてちゃだめですって」
「だめだって誰が決めた。飯食ってすぐ動く、そっちの方が身体に悪いんだぞ」
 横腹痛くなるし…そう言って、のそりと起きあがると首元を掻きながら森崎の方を向いた。背に浴びる日光がとても暖かいようで、その陽気につられてかうつらうつらと眼を閉じたり開いたり…。
 食事の後に眠くなるのは仕方がない。それは森崎もイヤと言うほど経験していることだ。この眠気に勝てるものなど無いのではないか、と思うほどである。ましてや春の陽気がプラスされればさらに眠気を誘われるものだ。それに抵抗することはいくら若林といえど難しいだろう。気を張り常に凛としている彼の、世にも珍しい気の抜けた姿を拝めるのもこの時ぐらいしかない。
「……若林さん」
「…んだよ」
 かろうじて起きているような状態の若林はウトウトしながらも森崎の声に返事をする。その声すら今はあの覇気が感じられない。見事に、オフ、だ。いつもの彼はいま、ここにいない。
「…ね、眠かったら、寝てもいいですよ……」
 最初の台詞と正反対の言葉を紡ぐ。こんな若林の姿を見ていれば、そう言わざるを得ないだろう。それほどまでに若林が睡魔と戦っている、それが手に取るようにわかった。
「さっきと言ってることが違うじゃねぇか」
 こもった声を聞いただけで、彼の眠気が限界に達しているのがわかる。森崎は苦笑を漏らすと、仕方がないですよ、と小さく返した。
「今の若林さん見てたら、寝るなって言う方が悪者みたいじゃないですか」
 森崎は自分の入ってきた開き戸を閉めると、若林の横にもう一つ座布団を持ってきて腰を下ろす。中央を陣取っていたテーブルをどけてしまえば、広い空間。なんだか落ち着かないと、自分の部屋だというのに大きな家具が無くなってしまえばどこか、別の部屋にきたのではないか、そんな感覚に襲われそわそわする森崎。そんな彼を横目で見て、若林はなんの前触れもなく彼に抱きつくと、そのまま押し倒す。
 突然のことに、声も出ない森崎。ただ、目を白黒させ、おろおろと困ったように首を、顔をあちらこちらに動かすだけ。驚いている彼のことなどお構いなしに、若林は彼の身体をどこにも行くなと言わんばかりに強く抱きしめた。
「森崎、お前も寝ろ」
 それだけ言うと、彼は手足を器用に使い、さっきまで枕にしていた座布団を引き寄せるとそれに森崎の頭を乗せた。フワリと香る若林の香りに、森崎はフッと息を詰め、頬を紅く染める。
「あ、あの! わ、若林さんは…!」
「俺は、これでいい」
 そう言うと、これまた先ほどまで森崎の座っていた座布団を引き寄せ、二つ折りにする。互いの座布団を枕に、向かい合う形で横になった。なんだかそれがとても新鮮に感じ、顔の赤みを押さえることができない森崎、そしてそれをおかしげに笑うのはもちろん若林である。
「顔、真っ赤」
「し、仕方ないでしょ! 赤くなるんです」
 俯いてしまった森崎を喉の奥で笑うと、若林は森崎の背に腕を回し、ポンポンとその背中を優しく叩き始めた。丁度、それは親が子を寝かしつけるような、そんな動作に似ている。こん



 










 つづかなーーーーーい

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